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3回目・アンモナイトを探す旅、今回は 根室市・ノツカマップ岬 に いきます!
SNSやYOUTUBEなどでも ほんの少しリアクションいただけるようになったこの企画、今回は何か見つけることができるのでしょうか?ほんの少し春に色づく海辺&灯台のある風景と ともにお送りいたします!

道東野郎TOMMYです。
道東でアンモナイトを探すこの企画『道東アンモナイト』もいよいよ第3回!
今回は根室市はノツカマップ岬に突撃!


根室市・ノツカマップ 海岸を めざす! 

納沙布岬は知ってるがノツカマップ岬は知らない…まあ、普通そうですな。
根室層群という地層があり、そこのノツカマップ層から
アンモナイトやイノセラムス(腕足類)などの化石が産する、と。

ゴロゴロ採れるという訳でもないらしいけど、少しでも可能性があるならば…行くしかないぜ!

朝の7時に釧路市を出発、2時間少々で根室市内に。
とりまコンビニでコーヒーを買い、納沙布岬方面へ。
とまどうことなく 納沙布岬を素通りし、原生花園方向へ向かう。

風力発電の風車が並ぶ海岸線を右手にひた走る。
近くで見る風車は大迫力だ。

まあ、それはともかく標識的なモノが全然見えて来ない。
確か古い灯台があるらしいんだけど、まさか見落としたか?
と、不安に駆られていた時、原野の向こうに灯台らしき建物が!

早速脇道に車を乗り入れる。

灯台まで道はあるようだが、
泥濘(でいねい)にタイヤを取られそうなので、歩いた方が無難そうだ。
ちなみに、ノツカマップ岬の案内看板はとっくの昔に倒壊していたぜ。


ノツカマップ灯台 & 海岸へ! 

装備を確認し、いよいよ出発だ!

荒涼たる台地の景色に胸が躍る。

これが道東の原風景だよ!

歩くこと約10分、ノツカマップ埼灯台に到着!

白黒の外観がクールだぜ。

うーん…好き!灯台ファンにはオススメですっ!

さて、問題はどこから海岸に降りるかだが…
灯台から右手に一応道がある。

降りていくと、住居跡に水が溜まった池があった。
ポンプ小屋でもあったのかな。

よし、着いた!
波風に大きく抉られた感じの浸食海岸。

これがノツカマップ層……に違いない!

流木と転石と漂着物の間をウロウロしつつアンモナイトを探す。
その辺にゴロっと落ちてりゃそれが一番なんだが……ない っすね。

落石の危険はなさそうなので、崖側の地層を観察してみる。
ところで、アンモナイトの語源はエジプトのアモン神の……
っと、何だコレは?

母岩とは明らかに異なる物質のようだが、
タガネとハンマーで掘り出せるかな?
よし、やってみるか。

カンカンカン!…………うん、無理
とんだ岩盤規制だぜ。
良く分からんが、化石でもアンモナイトでもなさそうだ。

その後も目ぼしい物は発見出来なかった。
アンモナイトはともかくイノセラムスくらいはと思ったけど、
甘くないねえ。

今回もアンモナイト発見ならず!残念至極。
太古の浪漫を求め、男たちの 旅は続くのであった…。


おまけ・今回 手に入れたもの

地面を掘っていたら、ワラワラでてきた「ハマトビムシ」。
いわゆる ヨコエビ。
今回の冒険の数少ない「収穫」だぜ。

あっ・・・!

※海岸では落石・転石、また潮の満ち引きには十分注意しようぜ!

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