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思いのほかたくさんのビューをいただいた「かっこいい道東」。その感謝の気持ちをなにか企画であらわしたい!当サイト ライター2人がそれぞれ企画を立て、いつも見て下さる読者に「ありがとう」の気持ちを伝えます。
ライターTOMMYが出した企画は「子供たちのためにアンモナイトを見つける」。
おじさん二人がほぼ手探りで、道東にアンモナイトを探してみます。

道東野郎、TOMMYです。
当サイトの10,000view記念ということで、派手に何かやろうぜ!と、相成りまして。

じゃあアンモナイトだな」と。
何故って?グルグルしてカッコいいでしょ、アレ。
ちょっと頑張って、未来を担う子供達に地球の歴史と太古の浪漫を感じて貰いたいな、と…。

しかし、この辺でアンモナイトって採れるのかしら?三笠や夕張は有名だけど。
分からないので、釧路市立博物館で訊いて来た。博物館で紹介された音別生涯学習課の山代さんの話によると、
道東ではアンモナイトはあまり出ない、と。やっぱりそうか〜。

一昔前なら、浜中町 奔幌戸(ぽんぽろと)の海岸でザクザク採れたらしいのだが、
みんなが掘ったもんで地形も変わってしまったとか。
今では採れるかどうか分からない。う〜む…。まあ、行けば分かるっしょ。

ホームセンターと百均で購入した道具を車に積んで、いざ往かん、化石王国 奔幌戸へ!

動画はこちら。

寄り道しつつも霧多布を抜け、海岸沿いの道道142号線を行くと、割とあっさり奔幌戸の表示が。

ここか!

鄙(ひな)びた漁港というか集落というか。堤防側に車を停める。
砂浜の先には抉り取られたような断崖が続いている。
掘ってやろうじゃないの、太古の浪漫って奴をさぁ!


崖に近づいてみると、足元には落石がゴロゴロ。
頭上からは細かい砂礫(されき)がパラパラ落ちてくる。


全国のアンモナイトハンターが掘り尽くした跡なのか。


まずは足元にアンモらしきものが落ちてないか歩き回って探してみる。
………ないな。大小の転石と漂着物ばかりだ。

地層を闇雲に掘っても時間と体力の無駄だろう。
崖に登るのも危険すぎる。どうしたものか。
とりあえず一服……している暇はなかった。何だこの波?!(驚愕)

予想以上に時間が経っていたのか、潮が満ちてきたではないか。
振り返るとTK(タカハシ)はとっくに避難している。
このままでは戻れなくなる。クソッ、撤退だ!


退避のドサクサで、
若干アンモナイトっぽく見えなくもない石も失くしてしまった。
はあ〜、ガッカリだよ。貝の化石くらいは見つかるかと思ったが、見込みが甘々だったな。
道東アンモナイト改め道東ナンモナイト…なんつって。

ーーーーーー 今回の収穫 ーーーーーー 

化石っぽい石。


次回、遂に化石発見か?!昆布森海岸で大量の✖✖✖が…!乞うご期待!

 

 

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今回お世話になったところ

情報提供、誠にありがとうございました!

足寄動物化石博物館
北海道足寄郡足寄町郊南1丁目29−25
TEL.(0156)25-9100 午前9:30~午後4:30
http://www.museum.ashoro.hokkaido.jp/info/basics.html
釧路市立博物館
北海道釧路市春湖台1-7
TEL.(0154)41-5809 午前9時30分~午後5時
http://www.city.kushiro.lg.jp/museum

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※海岸では落石・転石、また潮の満ち引きには十分注意しましょう!

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