阿寒町にいきたい。しかし我々は愛と悲しみの 道東素人。どこに行っていいのかわからない。そんな時、ネットで見つけた「観光コンシェルジュ」。道の駅 阿寒丹頂の里にいるそうだ。
阿寒観光のスペシャリストに違いない。すべてを観光コンシェルジュ様に丸投げして、阿寒町に行ってきました。
道の駅 阿寒丹頂の里「クレインズテラス」
① 炭鉱と鉄道館
② 阿寒国際ツルセンター[グルス]
③ レストラン「鶴」で 昼食
④ 釧路湿原美術館
おやつタイム 釧路フィッシュ&チップス と まりもプリン
⑤ 丹頂の里温泉「赤いベレー」
⑥ 温泉上がりの「丹頂ソフトクリーム」
⑦ 阿寒マルシェでお土産を
とはいっても、「丸投げしますんで、取材させてください」ってのは、
さすがに失礼だろ、ってことで 事前に
釧路市阿寒町行政センター地域振興課の担当者様に相談させていただきましたー。
何度かメールのやり取りの後、めでたく取材OK。阿寒町、懐が深い。
「秋の阿寒町をめぐる旅」で 観光コンシェルジュ様に旅の計画を立ててもらうことに。
ワクワクしながら計画書を待っていたところ、送っていただいたのがこちらの文章。
\ youtuber!/
ハロー 道東、ユーチューバー TAKAHASHIです。広告収入は全くありませんが。
この流れで さっそく動画紹介したいのですが、
すでに阿寒町の道の駅には素晴らしい動画がございますので、そちらをご覧ください。
で、今回の我々の動画がこちら。
10分ほどありますので、お暇なときにどうぞー。
「パクッと!秋の阿寒 ~0泊1日の旅~」、
ライターTommyと高橋、
いつものおじさん二人で行ってきまーす。
道の駅 阿寒丹頂の里 入口ですねー。
この看板が 道の駅 阿寒丹頂の里「クレインズテラス」、
観光インフォメーションセンターの目印。
道の駅に入って、こんにちわー。
こちらが今回お世話になる「地域観光コンシェルジュ」のお二人。
鎌田 友仁さん(写真左)と別所 菜奈さん(写真右)です。
あらためて 「秋の阿寒町旅行プラン」について聞かせていただきました。
鎌田さんには阿寒町に関する質問全部、 本当に丁寧に答えていただきました。マジ天使。
別所さんはアポ取りから力になっていただき、
取材が決まった時には「よかったですねー☆」と一緒に喜んでくれたリアル天使。
二人の天使から各スポットの見どころなどをお聞きして、
いよいよ阿寒町巡りに 行ってきまーす。
道の駅 阿寒丹頂の里 クレインズテラス
【営業時間】 5月〜9月/9:00〜18:00
10月〜4月/9:00〜17:00
インフォメーション
【問い合わせ先】TEL 0154−66−2969
【営 業 時 間 】 10:00〜16:00
【定 休 日】 年中無休
赤いベレーの裏側につづく道を5分強ほど歩くと見えてくるのが「炭鉱と鉄道館」。
1970年に閉山した雄別炭鉱と雄別鉄道の歴史に触れる事のできる施設です。
実際に使われていた道具や資料などを展示。
裏に続く扉があり、
かつての駅のホームが再現されています。
道の駅の動画では自撮りポイントとしても紹介されていましたね。
「男は誰でも 心に『鉄』の『道』が走っているからな・・・」と、たそがれる Tommy。
全然走ってない高橋ですが、実物のSLを目の前にすると心躍りますねー。
国鉄C11形蒸気機関車。中も自由に見ることができました。
無人で利用無料なので、すんごい開放的。
観光コンシェルジュによると所要時間は30分くらい。
道の駅に立ち寄られた際に、阿寒町の歴史やSLに触れみてはいかがでしょうか。
炭鉱と鉄道館
【営業時間】 10:00 ~ 16:00
【利用期間】 5月 ~ 10月中旬
【入 館 料】 無料
続いて道の駅から車で移動。
道路をはさんで ちょうど道の駅の対面に位置する、
阿寒国際ツルセンター[グルス]にうかがいます。
高橋は2回目の訪問、Tommyは はじめて。
センター内にはツルの生活や習性などをわかりやすく解説した展示コーナー、
ツルの姿を伝える映像コーナー、文献や映像資料を集めたライブラリーコーナーがあります。
そしてセンター裏手からは、ツルが見られる野外飼育場に出られます。
飼育場では自然に近い環境の中、ツルを1年を通して見ることができる貴重な場所。
ツルについて知り、いつでもツルを見ることができるのが 阿寒国際ツルセンターです。
乱獲や生息地の開発により絶滅の危機にさらされました。
その危機的状況を脱したのは、まさに この地での数羽のタンチョウへの給餌からでした。
現在では1,800羽程の 一大生息地となった釧路湿原ですが、
多くの人の長年にわたる保護活動があったからです。
Tommy「ツルが羽ばたくと、俺たちの心も 一緒に羽ばたく。そういうもんだろ?」
高橋は全然そういうことはありませんが、ツルを見るのは大好きです。
観光コンシェルジュさんによると こちらグルスでは、
ビオトープ(生き物が棲みよい環境を造った空間)を体感できる散策コースもオススメとか。
ガイドをお願いしましたよー。
阿寒国際ツルセンター[グルス] 館長、河瀬 幸 さんでーす。
ツルの、いやシマエナガの写真集にも携われた、野鳥の伝道師。ビオトープのエンターテナー。
そして道東ブログの女王(リンク・タンチョウ&ミキィ)でもある河瀬さん。
快くガイドを引き受けてくださいました。
阿寒を『見る』から、『感じる』ガイドツアーへ!
長靴をお借りして 施設裏手から野外へ出ると、そこにはフッカフカの遊歩道が。
テンション上がるぜ!
遊歩道を下りて木道へ。
秋は渡り鳥が迷って 思わぬ場所にいることがあり、驚きの出会いがある季節だそう。
この場所でも美しい鳴き声のクロツグミの幼鳥が横切りました。撮影できませんでしたが。
しばらく行くと河瀬さんから提案が。
河瀬さん「実はガイド同行が条件で、木道を下り、阿寒川を見るコースがあるんですが・・・」
それはぜひ行きたい!
さらば木道!また逢う日まで!
しばらく歩くと視界が開けてきました。
野鳥の声に包まれ、目の前には蝶が舞い、一瞬 時を忘れます。
見えてきたのは、阿寒川。
台風の直後で水かさが増してはいましたが『聖域』、確かに感じました。
運が良ければカワセミ、ヤマセミといった希少な野鳥も見られるとか。
戻って来たぜ 木道!
順路に帰ってグルスに戻り、ツアー終了。
いやー、ずっと楽しかった!
初めて体験させていただいた河瀬さんのガイド。楽しい会話と さりげない気づかい。
言葉にするとシンプルなんだけど、「ものすごいおもてなし」を受けた気持ちになりました。
野鳥の声と緑に包まれた 素敵ツアー。河瀬さん、本当にありがとうございました!
最後にハシブトガラちゃんが姿を見せてくれましたよー。
ビオトープの散策路は4月~10月末頃までなので ご注意くださいませ。
阿寒国際ツルセンター
【お問い合せ先】 TEL 0154-66-4011 【営業時間】 9:00 ~ 17:00
【定休日】 年中無休 【入館料】 大人 470円
小・中学生 240円
※ビオトープにも入館料が必要です
はらへったー!
ってことで、昼食です。コンシェルジュからバーベキューの提案もあったのですが、
我々の予算(おこづかい)の都合で、赤いベレー「レストラン 鶴」で食べることに。
フロントでオススメ2品をお聞きし、それぞれ選びましたー。
高橋チョイスはこちら!
「釧路御膳」1000円(税別) + ごはんセット 300円(税別)。
・釧路産助惣鱈のしそチーズフライ
・阿寒ポーク照り焼き
・阿寒もみじ角煮
・阿寒モルト牛ロースト
・釧路産パプリカソテー
+ごはん・味噌汁・香の物!
牛・豚・鹿・タラと 肉と魚のワンダーランドや!
阿寒で阿寒のものを食べたら美味しいに決まってる!
味はもちろん、食感や彩りも 一つ一つ違って 食材に対する「愛」、感じました。
おれさま Tommy がチョイスしたのは、
「エゾシカハンバーグ」 1200円(税別)。
超キュートなウエイトレスさんが運んでくれたのは、まさに肉の爆弾。
こいつにどんな肉汁が詰まっているのかと思うと、
おれさまのハートのほうが先に爆発しそうだったぜ。
思いの外柔らかく、野趣溢れる濃厚な味わいでした。
どちらもおいしかったでーす。
ごちそうさまでしたー!
赤いベレー「レストラン 鶴」
【お問い合せ先】TEL 0154-66-2330 【 定 休 日 】 年中無休
【 営 業 時 間 】平 日 11:00~15:00
17:00~20:30(ラストオーダー20:00)
日曜・祝日 11:00~20:30(ラストオーダー20:00)
(春・秋に配管の清掃等により休館の場合があります。詳しくはお問い合わせ下さい)
生涯にわたって 釧路湿原を描き続け、
釣り師としても著名であった佐々木榮松(ささきえいしょう)氏。
その作品を収蔵・展示する釧路湿原美術館。
和洋折衷の独自の技法で描かれた釧路湿原の幻想的な心象風景は国内外で高い評価を受け、
中学校の教科書にもフェルメールや歌川広重と共に取り上げられている。
JR釧路駅の画廊で見たことがある人もいるだろう。
今年で5年目を迎え、榮松画伯の想いと作品を未来に受け継ぐため、
常設展示・企画展示の他、
講演やアーティストを招いてのコンサートなどイベント開催にも意欲的である。
10月29日(日)には、
「佐々木榮松生誕104年記念コンサート&トークショー エイショウ生誕祭」も開催予定。
ピアノ演奏や対談などが行われる。
イベントは終了しました。
新しい情報は 釧路湿原美術館ホームページ http://www12.plala.or.jp/kushiro/ 等でご確認ください。
榮松画伯の晩年を看取り、その想いを引き継ぐ高野範子理事長は、
「第五感・第六感で湿原を捉え、理想郷としての釧路湿原を描いて来た。
どれ一枚として同じ描き方をした作品はない」と語る。
榮松画伯を最も知る高野理事長の名ガイドも同館の魅力である。
榮松画伯の描く生命と幻想の釧路湿原は、
観光や散策で訪れる釧路湿原とはまた違う感覚を見る人にもたらしてくれることだろう。
釧路湿原美術館
【問い合わせ先】 TEL 0154−66−1117
【 営 業 時 間 】 10:00〜17:00(最終入館16:30)
【 定 休 日 】 年中無休
【 入 館 料 】 大人 500円 高・大学生 300円
小・中学生(父母同伴) 無 料
※ガイドは予約制・団体のみ(10人以上)
ホームページ http://www12.plala.or.jp/kushiro/ Facebook 釧路湿原美術館FBページ
道の駅入り口付近の看板。
気になりますよねー。
今回のおやつは 道の駅内の売店で購入しました。
「釧路 フィッシュ&チップス」 500円。
これ本当にうまいんすよ。
スケトウダラのフライ&たっぷりポテト&昆布チップス。
たぶん5回ほど食べていると思うんですが、
一度も骨にあたったことがないのも個人的体験ながら 地味にスゴくないですか?
阿寒道の駅に来たら一度は食べて欲しい一品。かぶりつけ!
もう一つは「阿寒湖生まれの まりもプリン」 210円。
こいつも小さいながらデキるやつ。
プチン、とする楽しさは 本家(?)ようかんといっしょ。
カラメルソースをかけて、はい出来上がり!
極みつきは その食感なんですよー。口当たりが、かたいの!
味もシンプルで いっそ潔い。男子にもおすすめっす。
観光コンシェルジュにお任せ旅、いろいろまわってきました。
旅も佳境。
阿寒丹頂の里温泉 美肌の湯に つかります。
Tommy 「赤いベレーの温泉はどのような効能が・・・」
別所さん「はい、『美肌の湯』の天然温泉になっております」
別所さん「つるつるの温泉になっております」
Tommy 「ツルツル・・・」
ということで、赤いベレーフロントで入浴料(410円)、
入浴セットレンタル料(バスタオル、手ぬぐい、リンスインシャンプー 200円)を支払い、
いざ入浴!
保湿効果が高い美肌の湯としてはもちろん、
老化酵素の抑制効果もあるんですねー。
鶴は長寿のシンボルでもありましたっけ。じっくり浸からせてもらいましたー。
阿寒丹頂の里温泉「赤いベレー」
【お問い合わせ先】TEL 0154-66-2330
【定 休 日】年中無休
【営業時間】10:00 ~ 22:00
【 泉 質 】ナトリウム一塩化物 (弱アルカリ性低張高温泉)
【 料 金 】大人 500円 中学 400円 小人 130円
温泉で温まった体を阿寒の新名物ソフトクリームで締めましょう。
丹頂ソフトクリーム(380円)は真っ赤なソースを丹頂に見立てた一品。
ソースは北海道サラダパプリカをジャムにしたもの。
「あ、これパプリカじゃないですかー」というくらいのパプリカ感。
甘さの中に ほのかな酸味。見た目のインパクトとは逆にやさしい味です。
道の駅内売店で購入できますよー。
釧路の特産品が勢揃いの「阿寒マルシェ」。
今回はお土産を買いに来ましたが、バーベキューコーナーですぐ食べられる、
阿寒モルト牛、阿寒ポークといった地域産品もここで買うことができますよー。
店員さんにオススメ3品を教えていただきました!
行者ニンニクを乾燥させた香り塩「行者の塩」(800円)。
春に採れる山菜を使っているので、展示品限りの売り切れ御免。
家で肉と魚に使ってみましたが、風味があって おいしかった!
釧路産昆布を柔らかく煮た「昆布巻」(520円)。
ほたて、にしん、さけ、さんま、ししゃもの5種類。
中でも一番人気のある「ほたて」を購入。
「阿寒もみじ エゾ鹿」の缶づめ(カレー、味噌、しょうゆ味 660円)。
店員さんによると「しょうゆ味が一番濃いめの味付けで、オススメです!」、
とのことだったので 迷わずしょうゆを購入。
お土産を手に入れて、これでミッションコンプリート!
「観光コンシェルジュさんに丸投げした 阿寒町の旅」、
終了でーす。
阿寒マルシェ
【問い合わせ先】TEL 0154−66−1222
【営業時間】10:00 〜 17:00
【 定 休 日 】年中無休
0泊1日といいながら、ほぼ丸2日かけた阿寒町の旅でした。
道の駅阿寒丹頂の里は たんちょう釧路空港や道東自動車道 阿寒ICに近い立地 。
ひがし北海道観光の旅のお手伝いの場、また道の駅自体が観光滞在スポットであることの情報発信場です。
観光、食事、キャンプに温泉、パークゴルフ。宿泊まで できちゃう道の駅。
道の駅阿寒丹頂の里に
ぜひ みんな 来てみてねー!☆
って何だ この回し者感。
でも正直な感想、今回紹介してもらわなかったら、
もしかしたら 行くきっかけがなかったかもしれない場所もありました。
そういった自分では知りえない思わぬ旅となったのも、
阿寒町を知る観光コンシェルジュさんにお願いしたからこそ、でした。
楽しかったー。また行きたーい。
最後に「旅の思い出」で 終わらせていただこうかと思います。
レシート&チケット代を合わせると 6,744円(高橋分)でした。ご参考までに。
いろんな意味で過去最大級の旅となりましたねー。取材日数、撮影時間、お会いした方たち。
ではまた次回!
取材協力&リンク集/
阿寒国際ツルセンター[グルス]様
阿寒マルシェ 様(リンク・道の駅 阿寒丹頂の里)
釧路市阿寒町行政センター地域振興課 様
釧路湿原美術館 様
サークルハウス 赤いベレー 様(リンク・道の駅 阿寒丹頂の里)
ありがとうございました!
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