ノリとフィーリングで始めたものの、やっぱり成果ゼロだった「アンモナイト探し」。そこで釧路近隣でよく化石採取をするという「かめ」さんにお聞きしたところ、釧路町昆布森海岸で「カキ」、西側で「シジミ」の化石を取ったことがあるとのこと。長期企画になりそうな予感におびえる高橋をよそに、虫と恐竜とアニメが大好き・ライターTOMMYが元気いっぱいにお送りいたします、「道東アンモナイト」第2回です。
(前回のあらすじ)
「道東でアンモナイトを見つけたい!」勇んで浜中町奔幌戸に向かったTOMMY御一行。
しかし化石の「か」の字も見つけられず、意気消沈。一体どうなってしまうのか?!
いただいた情報から、釧路町昆布森で化石が採れると聞き、早速行くことにする。
3分ちょいの動画はこちらからどうぞ。
家から20分。迷うはずもなく、昆布森漁港に到着っ。
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何度か来た事はあるが、海岸まで行った事はないな。さて、どちらに行ったものか…。
よし、東だ!岩場を連続ジャンプで進んで行くと…番屋(?)らしき建物のある広い海岸。
向こうに崖は見えるが、ちょっと無理っぽい。戻って西側の崖を目指す。
漁港を横切り、護岸の横から入って行く。ここもなかなかの地層ですな。
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しばらく進むと、足場は砂地から濡れた岩肌に変わっていく。
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奔幌戸(ぽんぽろと)ほど頭上の危険はなさそうだが、滑って転びたくはないな。
ここは足元に注意して……むむむ?!
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コレは貝の化石?良く見りゃ岩肌一面、貝の化石でビッシリではないか。
これは確かにスゴい。
その辺に転がっている手頃な岩塊からなるべく状態の良い物を採集する。
頁岩(けつがん)という奴でかなり脆く、手にしただけでポロポロ崩れてしまう。
ハンマーもタガネも要らなかったぜ。
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化石に詳しい音別生涯学習課の山代さんによると、昆布森の地層は約3,800万年前のもの。
小さい方がトクダイシジミ、大きい方がシタカラシジミとのこと。
小さいのにトクダイとかややこしいね…。
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かくして釧路町昆布森で無事シジミ貝の化石を発見した。
が、今回の探索では肝心のアンモナイトは見つけられなかった。申し訳ナイト!(*ノω・*)テヘ
でも諦めなければいつかはきっとアンモナイトに出会えるハズ…!次はもっと頑張るぞい、と。
文 by Tommy
※海岸では落石・転石、また潮の満ち引きには十分注意しましょう!
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