オレ、虫の記事、書くから」。虫をこよなく愛する男・TOMMYからメールで 一方的につげられたのが 昨年の夏。「クワガタ捕り対決」をしたい、という。だれが おじさんが虫をとる姿に興味を持つのか?というのはさておき、「」である。ニガテな人、きっと多い…。しかし高橋、TOMMYさんの希望はなるべくかなえてあげたい。
そんな中4月にぶらり立ちよった美幌博物館の「大美幌展」。そこで ある昆虫と出会う。メタリックな色彩、攻撃的なフォルム、ああ、この虫、美しい!見てみたい!世界の中でただ北海道にだけ生息する日本固有種、道東にもレアな亜種がいるというオオルリオサムシ」を、夏の最後に追いかけてみました!


 

 


道東野郎TOMMYです。夏休みと言えば昆虫採集
今回はオオルリオサムシを探しに行くぜ!

オオルリオサムシというのは、北海道のみに生息するオサムシの一種。
とても美しい色合いをしており、北海道を代表する昆虫と言っても過言ではないっ!
と、いうわけで、道東野郎改め「クワガタ男 に変身して、いざ出発!

オオルリ兄貴は美幌峠辺りにいるらしいんで、
まずは弟子屈経由で美幌方面へ。

途中立ち寄った農道ではヒメクサキリの幼虫、

アオハナムグリと出会えた。

ハネナガフキバッタ
これは幸先いいんじゃね?

オサムシ類の採集にはトラップ採集が有効だが、時間もないし、
今回は初心者にもオススメの 側溝採集 を試みることにする。
側溝に落ちている虫を探すというシンプルな採集法だ。

運が良ければ午前中にも見つかるかなと思っていたが、
肝心の側溝がなかなか見当たらない

そうこうしているうちに美幌峠に入ってしまったぞ。

▼美幌峠中、なかなかいい場所を見つけたが、すべるので NG

せっかくなので 美幌博物館(HPリンクまで行って、
オオルリオサムシの情報を聞いてみよう。

虫に詳しい館長は留守だったが、受付で電話して頂いたところ、
やはり美幌峠らしいが、結構な獣道のようだ。
何にせよ国立公園内なので採集はNG。まあ、それもそうか。

なお美幌峠のオオルリオサムシは「キタオオルリオサムシ」というらしい。
美幌博物館の皆様、情報ありがとうございました。
美幌峠山頂のレストハウスまで戻る。観光客がいっぱいだ。

う〜ん、どこから入るのか。何か山道は立ち入り禁止っぽいけど…。

▼教えて頂いた「けものみち」だが、どれかわからず。ヒグマも出るそうなので、NG

風も強くなってきたし、腹も減ってきたので、
今回のミッションは……中止っ!

帰り道がてら、川湯EMC(HPリンクに立ち寄る。

▼川湯EMCでは館内資料から「キタオオルリオサムシ」を探していただいたが、弟子屈町での記録はなかった

オオルリはいなかったが、遊歩道で虫と戯れる。

ここはキマワリがやたら多いな。

ナミテントウ2匹

ルリハムシ

シデムシ幼虫、

ヒメギス

カナヘビもいたよ。

そういうわけで、残念ながらオオルリオサムシには出会えず…。
「美幌まで行きゃ多分何とかなるんじゃない?」とか思っていたが、
ちょっとムシが良すぎましたかな…!ハハハ。

次回はホームである釧路に帰り、
ガチのトラップ採集を試みることにする。

「オオルリオサムシ、おれが行けば たぶん捕れるよ」。アンモナイトの時と全く同じTOMMYのセリフに危機感を覚える高橋だったが、やはり今回も幸運には恵まれなかった。インターネッツで見てみると、オサムシ類の捕獲には「トラップを仕掛ける」という方法があるらしい。はたして「北の宝石」に我々は少しでも せまることができるのか?
次回、オオルリオサムシ後編「トラップ仕掛けてみた☆」を、おたのしみに!