厳冬の冬にこそ、咲く花があるという。
フロストフラワー。かっけぇ…。見てー。
「外にバケツ出しときゃいい。何なら水たまりにもできる」、なんて言われましたが。
馬鹿野郎っ!と言いたい。二回 言いたい。
バケツにロマンが宿ってたまるかよ…!超やってみたいけど。
せっかくの道東。でっかい水たまりが たくさんあるじゃないですか!

標茶町・塘路湖に、「フロストフラワー」を探しに行きます。

 

こんにちわー。
厳しい寒さの中、険しい表情をしていますが、高橋です。

3分ちょっとの動画版はこちら。

冬になると耳にする「フロストフラワー」。
底知れぬ女子力を感じるワード。いったい なんなのでしょうか。
我々のような中年でも見られるのでしょうか。高橋、気になります!

まずはカチャカチャッとして高橋がまとめたインターネッツ情報がこちら。

「フロストフラワーとは氷が昇華した水蒸気が、湖氷の凸部を核として結晶を作り、それが発達したもの」。
 ※昇華とは固体(氷)からいきなり気体(水蒸気)になること

参考にさせていただいたサイト

北海道 感動の瞬間(とき)100選 阿寒湖 フロストフラワー

川湯EMC スタッフブログ:たまには他のフィールドも… other lake

・・・ちょっとムズかしいですねー。科学かよ。
ざっくりいきます。
大気中の水蒸気が昇華し、

チリを核として氷の結晶が降るとダイアモンドダスト
木についたら、霧氷(むひょう)、
物の表面に積もったら、(しも)。

同じ原理でフロストフラワーは氷から昇華した水蒸気が
凍った湖面の小さく尖ったところを核とした 氷の結晶
ということでしょうか。違うでしょうか。

まあ なにはともあれ。

冬の朝、海に落ちたシカを助けかけた伝説を持つ、
ライターTommyと霜の花探しに 標茶町の塘路(とうろ)湖行ってみます。
シカは消防隊員さんが無事レスキューしたそうです。

 


1日目・フロストフラワーは見られますか?

 

1月8日、14:00頃。まずは、
塘路湖エコミュージアムセンター「あるこっと」(HPリンク
で、情報をいただきます。

道東 ナイーブおじさん代表・高橋が決死の思いでセンターの方に、
「あ・あのー、塘路湖でフロスト&フラワーは見られますでしょうか・・・?」と尋ねると、
見られますよ―、とのお答え。

やったー。
以下に お聞きした情報をまとめまーす。

塘路湖 フロストフラワーPOINT!

12月ごろから見られる。
マイナス15℃以下に冷えた日の9:00ころまで見られる。
風が吹くとできない
が積もっているところにはできない。

またネットでよく見るような
壮大な景観の中のフロストフラワーは、
完全凍結したばかりの雪のない12月がおすすめだそう。

教えてもらった場所はこちら。
詳しくは赤い線をクリック。
他の施設さんの敷地内を通らない行き方です。

せっかく来たので、時間外(?)ですが、下見に行ってみることに。
Tommyさんは凍った湖面を歩くのが初めて。
時折 きしむ湖氷の上を おっかなびっくり進みます。
キャンプ場前の教えてもらったフロストポイントに到達すると・・・。
あった…!

でも なんか思ってたのと違うけど!

フロストフラワーの・・・なごり?なんすかねー。
まあ、行き方と場所が分かったので、
もう一度朝にきて、ベストフラワーを撮ることにします。

 


2日目・フロストフラワーを見つける

 

さっそく「あるこっと」前より、おはようございます!
早起き、がんばったけど無理、 9:00ごろ到着です。
Siriさんはマイナス6度、と言ってますが体感マイナス10度以上はありましたねえ。

「あるこっと」裏手より結氷した塘路湖上を
キャンプ場前の湖岸まで5分弱、歩きます。
ミニフラワーもチラホラ見えますねー。するとー・・・

あっ、あっ!

ありましたー。けっこう大きい!
見つけたのは一つ。
きれいだなー。

少し先に進むと、御神渡り(おみわたり)
生で見るのは初めてでしたー。
湖岸からでもダイナミック鑑賞できましたよ。

御神渡りの近くは氷が薄いので、
絶対に近くに行かないでください
と センターの方から注意喚起がありました。

フロストフラワー&御神渡りも見られて満足でしたが、
俺たちは きっとまだ本気の塘路湖を見ていない・・・!
マイナス15度以下が期待できる寒波を待ち、三度目の塘路湖へ行くことにしました。

 


3日目・大寒波 襲来、そして。

 

おはようございまーす・・・。
どうしてだろう、おめめが開かない 高橋です。
暗いよママン。

6:30。
大寒波がやってくる と前日にTommyからのメール、
それに合わせ 今度こそ早朝の塘路湖を目指します。

顔が痛いほどの寒気。
でも俺たち元気。
フロストフラワー、見て歓喜。イエー!

寒さと眠さで頭がどうにかなってしまいましたが、
何とか7:30ごろ、塘路湖 到着です。
アプリではマイナス8度。

朝から元気いっぱい、
ライターTommyさんが 隠し持つ 男の七つ道具のひとつ、温度計。

これで正確な温度が測れるのか わかりませんが、 
マイナス12度くらいでしょうか。

大寒波、文字通り、
キンッキンに冷えております。


立っているだけで指先がイタイ
これは期待できます!
急ぎ足でフロスト ポイントへ!

 

 

・・・なんにもねえよ、冬  in  2018。
この日は無風・快晴でしたが、前夜に風が吹いていたようでしたー。
また来るぜ 塘路湖。

先に センターを訪れた時、
コッタロ展望台の方の川で野鳥が見られるとのこと。
この機会に行ってみることにしました。

途中の二本松展望地では、
蓮葉氷(はすはごおり)!
これも初めて見ましたー。

釣り人さんもおらず。
魚のはねる音、水の流れる音だけが耳を満たす、
静かな世界。ただ、クソ寒い。

コッタロへ行く途中。川が見えたので車を降りてみた。
凍ってる・・・!
そしてその上に、小さなフロストフラワー

時間さえ凍ったような 流れのまま凍てついた川の上。
数えきれないほど咲く小さな霜の花たち。
せせらぎの音も消えた無音の世界で、呆然と見とれてしまいました。

寒かったけど、きてよかった。
本当に月並みな感想が、ポッと口から 白く出ます。

マイナス15度以下の特殊な環境の中でしか咲かない、霜の花。
遭遇確立30%と書かれているサイトもありました。

でもまあ、俺らはそこに住んでるわけですから。
明日はさっむいなー、と思ったら、
朝の散歩がてらにお近くの でっかい水たまりの岸をのぞいてみるのは どうでしょう。

思わぬ長いスパンでの取材となりましたが、
のんびりまったり、気楽に極寒を味わうという おもしろい旅でした!

 

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