白湯山REVENGE! 秋の阿寒湖畔をゆく

もう一度来ます、と 誓った場所がある。阿寒湖畔、スキー場のゲレンデを登る「白湯山展望台」。我々は冬に入り口まで行きながら 吹雪と体力不足により涙の撤退を決断。秋は紅葉に包まれた美しい景観が望めるそうだ。今しかない。だが本当にたどり着くことができるのか?10月初旬 ふたたび挑んできました!

【REVENGE・リベンジ】
意味:復讐(ふくしゅう)、仕返し、報復、そして遺恨。

その入り口まで達しながら「(俺達には)無理無理!」と引き返した場所がある。

その名は、白湯山(はくとうさん)展望台。

▲深刻な体力不足と大粒の雪の前に敗退した我々。

時は秋。
阿寒湖畔エコミュージアムセンターよ、私たちは帰ってきた!

というわけで10月初旬、
白湯山展望台へのリベンジを胸に 阿寒湖畔へやってきました!
前回(冬の阿寒湖畔にコオロギを探す記事)と同じく、まずは情報をいただきに阿寒湖畔EMCへ。

冬はこちらで「トレッキングガイドMAP」をもらい、 スノーシューをレンタルしました。
自然解説員の野竿さんに励まされた、熱い記憶が我々の胸によみがえります!

この日対応いただきましたのは、畠山 宣子さん。
冬にご案内いただいた野竿さんは残念ながら館内におられず。
畠山さんから白湯山展望台トレッキングの説明をしてもらいます。

▲もはやボッケ遊歩道の名物「エゾリス率」。これも野竿さん作とか。

やはり雪のない時期の方が登るのは楽。
最近では2歳の子も(親にサポートしてもらって)登ったんだって!

あの 地獄のゲレンデ を、まじか…!

▲「2歳児以下」という 新たな称号を手にいれた高橋

夏も冬も楽しめる!でもオススメは秋!
阿寒湖畔EMC、展示物に「熱」、感じます。

阿寒湖周辺の観光スポットだけではなく、
最新のヒグマ出没情報も。
道東最弱の我々、せめて万全の準備でむかいたい。

白湯山付近で見られる野生動物の情報などもいただきました。
畠山さん、ありがとうございました!
阿寒湖畔EMCを後にし、いよいよリベンジの幕が開く…!

阿寒湖畔エコミュージアムセンター
北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉1-1-1 TEL.0154-67-4100 FAX.0154-67-2568 開館時間 9:00~17:00 毎週火曜日休館(火曜祝日の場合翌日休館) http://business4.plala.or.jp/akan-eco/index.html

あらためまして ヤッホー、高橋です。
あ、ちょっと気が早いかナ☆
スタート地点の 国設 阿寒湖畔スキー場 です。素晴らしい好天。

冬には登り口まで行ったのですが、雪で視界がホワイトアウト。
体力も限界、ということで撤退しました。

リベンジなるか!さあ出発しましょう!

登り始めて15分ほど。 眼下に素晴らしい景観が広がりますが…

そんな余裕、ないよ? 
ゲレンデ中腹で生命の危機を迎えます。

息も絶え絶えに、見返り阿寒湖&雄阿寒岳。
ゲレンデ途中でも わりと見ごたえのある景色、見えます。

約40分ほどで、見えてきました!

前回リタイアした登り口まで 到達!
しかし、実は全行程の半分も到達していないんです。

白湯山展望台への戦いは、これからなのだ…!

白湯山展望台への道

到達したのはあくまで「登り口」。
つまりはやっと、スタート時点。

最後の力を振り絞り、いざ「白湯山遊歩道」へ

階段を上ると いきなり木々が立ち並ぶ 今までとは異なる景色。
広がる静かな空気に、じんわり心が沸き立ってきます。
ここは道東、日常のすぐ隣にある、非日常の世界へ!

いよいよ未知の領域!展望台の表示が!

紅葉は見頃一歩手前、という感じでした。
が それもまた美しい。

景色は本当に目まぐるしく変化。
ここ歩くの、楽しい!
突然、Tommyさんから なにか見つけたぞ!との声が。

かすかに煙が!
地熱も感じるのでTommyが虫を探しましたが、
めぼしいのはいなかったそうですねー。

整備された木道を渡っていきますよー。

看板に「立入禁止」。
かすかに温泉的な においもしてきたみたい。
何かに近づいてきた!

せせらぎも聞こえる!
自然と足が早まります!

ついにその姿を現しましたー!
ボッケ 。

白湯山遊歩道では「ボッケ群」といわれる、 数多くのボッケが見られるそう。

別名「流れる温泉」、チップ川には デッキが設置されていました。
湯気が! 

登りながらも続きます、ボッケのある風景。
わりと近くで見られるものもありましたよ。

ベンチのある場所で小休止。
すでにリュックのチャックを閉じる余裕もない高橋。
限界をむかえた頭が、自然と  ポエム を語りだします。

『ふたたび やって来たぜ 阿寒、
   酸欠フラフラ、 もう   アカン…!

黄色く色づいてる イチョウ、
脱水症状  危険  胃腸…!』

ああ、阿寒湖畔ライムと あふれるセンス、止まらない…
阿寒湖EMCの畠山さん、エゾリスやモモンガが見られるかも、って言ってたな… 

▲運が良ければエゾモモンガなどの野生動物に出会うことも

さて 、再出発。
見上げると、稜線がわりと近くに見えますねー。

坂道は蛇行して伸びていますが、あと一息っぽい!

そしてついに、ついに!白湯山展望台(はげ山・標高788m)、到達!
登り口から約2時間。 冬に涙し 秋に笑う。
最高のリベンジ、できましたよ!

そびえる雄阿寒岳のあしもと、 果てしない空をたたえて 映えるよ 阿寒湖。
はー、染まり始めた 秋の色がまた目に染みる…!絶景ナリ…!

これは…自己紹介ですかね?

我々が苦労してやっとたどり着いた白湯山展望。
実はスキー場から行くルートと、フレベツ林道から行く、2つのコースがあります。

ちなみに林道を車で進んで駐車スペースから歩けば、展望台まで10分ほど。

繰り返します。 白湯山展望台、
林道を使えば 歩いて10分 です。
実は気楽に来られる「絶景スポット」なんですよー。

▲阿寒湖畔EMCで聞いたときは 真剣に悩んだ「裏技」、フレベツ林道

白湯山展望台付近は 冬でも地熱の影響で 雪の積もらない場所、
「噴気孔原」(ふんきこうげん)でもあります。
真冬でも鳴くというコオロギ類を探しましたが、残念ですが見当たらず…。

▲正確に言うと、どこが噴気孔原かもよくわかりませんでした

さーて、すっかり楽しんで、下山下山。

はい、ということで 無事 下りましたー!

トラブルもなく、本当に良かった!
秋 萌ゆる白湯山、素晴らしかったよ!